墓石について
墓石についてのQ&A
石の見方というのは実に様々な要素があって、とても分かりにくいものです。いま日本で使われている石の90%以上が「花崗岩」です。花崗岩は通称「御影石」と呼ばれ、一般的に硬度が硬く、きめ(結晶)が細かく磨くと「艶のり」がよく比較的加工しやすい石です。最高級墓石材として知られている「庵治石」も全部が全部高級品ではなく様々なランクがあり赤くもまちまちです。また、最近は世界中から多種類の石種が輸入されています。ですから一目で分かる判断方法はないと言っても過言ではないでしょう。最高級の石材でも各地の気象条件などで変わってきますので、まずは信頼のおける石材店に納得するまで相談なさるのが一番でしょう。
Q4の質問にも共通しますが、やはり保証などの点から見ても信頼できる石材店選びが一番重要です。また、ご自分がお墓を建てようとしている墓地へ行き、どこの石屋が良い仕事をしているか実際にご覧いただくのも一つの方法です。最近はどこの石材店もお客様のお墓に保証書代わりの社名入りのステッカーを貼っていますので一目瞭然です。相談する石材店が決まったら、とにかくご自分の要望を伝え、納得するまで検討されるのが良いでしょう。一番大事なことはご自身がお墓参りに行きたくなるようなお墓にすることです。お墓は作ることはもちろんですが、何よりお参りされて本来の意義があるのです。お墓は先祖に感謝し現在の家族の絆を確認し、子孫の幸福を願う場所でもあります。